1971年3月、まつえペイントは塗料と塗装関連機器の販売から歩みを始めました。当時は溶剤系塗料が主流で、環境や人体への負荷が見過ごされがちな時代。「より安全で、より持続可能な塗装を実現したい」という想いのもと、水性化をはじめとする環境配慮型製品の提案に力を注いできました。1997年には環境事業部を設立し、環境負荷を抑えた塗料の研究と開発を本格的に推進。
“社会的責任を果たす企業でありたい”という想いと、“自らの仕事に誇りを持ちたい”という信念を胸に、私たちは塗料の新しい可能性を追い続けています。
建物は、人々の暮らしや想いを長く包み込む「器」のような存在です。しかし、風雨・紫外線・気温差などの自然環境は、年月とともに少しずつその外装を傷め、建物の寿命を縮めていきます。外壁や屋根の劣化を放置すれば、内部構造へのダメージが進行し、修繕費やエネルギーコストの増加にもつながります。だからこそ、建物を長期にわたって守るということは、単に見た目を保つだけでなく、そこで暮らす人々の安心や環境への負荷軽減にも直結します。
「建物を守ること」は「暮らしと未来を守ること」。この考えこそが、私たちの塗料開発の原点にあります。
私たちを取り巻く社会は今、かつてない速さで変化しています。
地球温暖化に代表される環境問題、エネルギーコストの上昇を背景とする省エネルギーの必要性、そして建設現場で深刻化する人手不足問題。これらの課題はそれぞれ別のもののようでいて、実はすべて「建物をどう守り、どう持続させるか」という一点でつながっています。
まつえペイントは、こうした現実に正面から向き合うために、“塗料で社会課題を解決する”という新しい発想のもと、アミコートの開発に着手しました。アミコートは、環境への負荷を抑える水性塗料でありながら、1回の塗装で厚みと強度を確保できる下塗り仕上げ兼用型の設計。
これにより、工程を大幅に削減し、作業時間の短縮や現場負担の軽減を実現しました。さらに、シラスバルーンによる断熱・遮熱性能が、建物の温度上昇を抑え、省エネルギーにも貢献します。
こうして誕生したアミコートは、「環境にやさしく、人にやさしく、建物を長く守る」ことを使命とする、まつえペイントの新しい時代の答えです。
| 社 名 | 株式会社まつえペイント Matsue Paint Co.,Ltd |
|---|---|
| 所在地 | 〒690-0011 島根県松江市東津田町1282-2 |
| 連絡先 | TEL:0852-24-3030(本社代表) FAX:0852-26-5407 |
| 代表取締役会長 | 小田 雅志 |
| 代表取締役社長 | 小田 貴志 |
| 取締役 | 吉川 浩子 |
| 取締役 | 藤原 浩平 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 創 業 | 1971年(昭和46年)3月8日 |
| 設 立 | 1972年(昭和47年)11月22日 |
| 取引銀行 | (株)山陰合同銀行 津田支店 (株)島根銀行 津田支店 |
| Webサイト | http://www.matsue-paint.co.jp |