ワンコートの長期保護塗料

アミコートは、多種多様な下地への付着を可能とするマルチ型下塗り材の実績から生まれた「下塗り」と「仕上げ」を兼ねた機能型塗料です。

AMI COAT

アミコートを支える3つの特殊素材

1回塗りで必要な強度・密着性・耐久性を実現するため、アミコートは3つの特殊素材を組み合わせています。これらの素材が相互に作用し、柔軟で強靭な塗膜を形成します。

  • 特殊繊維塗膜に高い耐屈曲性を与える特殊繊維を配合。1㎡あたり約10万本の繊維が塗膜内で絡み合い、ひび割れに強く、しなやかで強靭な塗膜を形成します。
  • シラスバルーン天然の無機素材であるシラスバルーンが塗膜体積の約50%を占め、紫外線による劣化を防ぎながら、厚みと強度を高め超高耐久を実現します。
  • 特殊樹脂ラジカル制御型チタンやHALS(光安定剤)、防藻・防カビ成分、帯電防止モノマーなどを配合し、長期間にわたり建物を紫外線や汚れから守ります。

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アミコートが使える
下地素材

アミコートは、下塗り仕上げ兼用の省工数塗料です。※下地の種類・状態によっては、さび止めや吸い込み防止などの下塗りを必要な場合もあります。

  • カラー鋼板
  • 亜鉛メッキ鋼板
  • ガルバリウム
  • ステンレス
  • カラーベスト
  • コロニアル
  • コンクリート
  • モルタル
  • 窯業系サイディング
  • 金属系サイディング
  • 塩ビシート
  • 各種旧塗膜

※下地の種類・状態によっては別途下塗りが必要な場合があります。 
※下地が脆弱な場合の処置、クラック補修等は別途必要です。 
※上記に項目にない下地については、別途お問い合わせください。

AMI COAT

アミコートの特長

アミコートはつよい!

厚膜質の長期保護塗料 耐久性(気候、雨、風、紫外線など)耐屈曲性(ひび割れ抑制)

アミコートは建物を守る長期保護塗料です。完成塗膜に必要な機能と“一回塗り=一工程“で実現。アミコートの塗膜厚は一回塗りでも一般塗装の約2倍の厚さを確保します。

アミコートはつよい!

動画「厚膜質の塗料」へ
厚膜質の塗料

割れに強い
アミコートは樹脂の“弾性”と特殊繊維の“靭性”を組み合わせたハイブリッド化によって、従来の塗料を上回る性能で割れを抑えます。
  • 割れに強い
  • 動画「特殊繊維による耐屈曲性の実証」へ
    特殊繊維による耐屈曲性の実証

アミコートははやい!

短かい工期 塗り替えが容易

アミコートは、完成塗膜に必要な“下地との密着性“と“耐久性・隠蔽性を確保するための塗膜確保”をひとつの塗料に集約しました。また、工程を減らしても一般塗料の約2倍の膜厚を確保しています。

アミコートはつよい!

一般的な塗装では、下地との密着性を高める「下塗り」、厚みと耐久性・隠ぺい性を確保する「中塗り・上塗り」と、3回の塗装工程が必要です。そのため作業面積は実質3倍となり、天候の影響も受けやすく、工期が長くなってしまいます。

動画「アミコート塗装」へ
アミコート塗装

※アミコートは水性の無機有機ハイブリッド塗料です。吹き付け、ローラー、刷毛など様々な施工方法に適応し、下塗り・仕上げ兼用の省工数塗装です。ただし、下地の種類・状態によってはさび止め塗装、吸い込み防止塗装などの下塗りを必要とする場合もあります。事前に下地の確認を行ってください。

アミコートはやさしい

一回塗りで遮熱化 エコノミー&エコロジー

建物を長期にわたって保護するには、日射による温度上昇を抑えることが重要です。アミコートは、熱を反射する高い遮熱性能と、断熱性に優れたシラスバルーンの効果により、屋根・外壁の温度上昇を抑え、建物の劣化防止と快適な環境づくりを実現します。

動画「遮熱性実験」へ
遮熱性実験

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OPTION

アミコート専用
親水性クリアコート

ダストバリア2 建物の美観を長期間保つ

セルフクリーニングで汚れを落とす

建物は大気中の汚染物質が建物表面に付着・蓄積することで徐々に汚れが目立ってきます。「ダストバリア2」は、アミコートを親水化して、長期間美観を保ちます。

親水性を利用したセルフクリーニング効果

動画「ダストバリア2防汚性実験」へ
ダストバリア2防汚性実験

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アミコートQ&A

Q1回塗りで塗膜を作るメリットは何ですか?
A【塗装工事中のメリット】
一般的な塗装は3回塗りが必要なため、窓をふさいだ状態が続き、換気がしにくくなる場合があります。アミコートは1回塗りで仕上がるため、窓まわりを先行して塗装し、早期に換気を再開できる工程を組むことも可能です(※現場の状況により異なるため、施工業者様へご相談ください)。

【ゆとりのある工期と塗膜の形成】
塗装には「層間剥離」と呼ばれる現象があります。これは、塗り重ねた塗膜の“層と層の間”で剥がれが生じることを指します。原因は塗料の性質だけでなく、施工時の環境にも関係します。たとえば、天候の影響で塗装が中断し塗り重ねまでの期間が空きすぎた場合や、工期を急ぐあまり夜露などで塗膜が十分に乾いていない状態で次の塗りを重ねた場合などが挙げられます。
アミコートは、1回の塗装で必要な膜厚を確保できる下塗り仕上げ兼用塗料です。塗り重ね工程が不要なため、層間剝離のリスクを大幅に低減できます。また、塗装工数が少ないことで天候の影響を受けにくく、工期の短縮と作業のゆとり確保にもつながります。
※下地の種類、状態により別途下塗り塗装が必要な場合があります。
Qアミコートの遮熱タイプはアミコートの通常品と何が違うのですか?
A塗膜としての基本性能は同じですが、アミコート遮熱タイプは太陽の光を熱に変えにくい「遮熱顔料」で調色をする点に特徴があります。アミコート遮熱タイプは太陽光の近赤外線を反射するため、夏の暑さ対策に寄与し、冷房費削減やピークカット、熱中症対策に効果が期待できます。
Qアミコートに使用される特殊繊維の特長は何ですか?
A日本では古くから、塗り壁の強度を高めるために“すさ”などの繊維を混ぜる技法が用いられてきました。アミコートに配合される特殊繊維は、その伝統的な知恵を最新技術で進化させたものです。1mm以下の薄い塗膜でも意匠性を損なわず、高い強度と耐久性を実現します。
Qアミコートに使用されるシラスバルーンの特長は何ですか?
A天然の無機素材であるシラスバルーンは、紫外線による劣化を受けにくく、塗膜の耐久性を大きく高めます。塗膜体積の約50%を占めることで厚みと密度を確保し、長期にわたり建物をしっかりと保護します。
Qラジカル制御とはなんですか?
A塗料に含まれる酸化チタンは、紫外線を受けると「ラジカル」という劣化因子を発生させます。このラジカルは有機物を分解する性質があり、塗膜の黄ばみやチョーキング(表面の粉化)などの劣化を引き起こします。アミコートでは、ラジカルの発生を抑える特殊コーティングを施した酸化チタン(ラジカル制御チタン)と、発生したラジカルを無害化するHALS(光安定剤)を組み合わせることで、塗膜の劣化を防ぎ、長期間にわたる高い耐久性を実現しています。
Qアミコートは一回塗りで大丈夫ですか?
A多くの下地では一回塗りで十分な性能を発揮します。ただし、劣化が進んだ下地や特殊素材では下塗りを加えたり、アミコートを2回塗りにした方が長持ちする場合もあります。建物の状態に応じて最適な仕様をご提案します。
Q下塗りが必要なのはどんな場合ですか?
Aひび割れが多い外壁や、表面が粉を吹いたように劣化している場合です。下塗りで密着性を高めることで、アミコートの性能が最大限に発揮されます。
Q下塗りなしで2回塗りにすることもあるのですか?
Aはい。下地が健全であれば、下塗りを省いてアミコート2回塗りとすることで厚い保護膜を形成できます。
Q一回塗りだとムラになりませんか?
Aアミコートは1回塗りで厚みが付くため、ムラを避けるには丁寧な施工が必要です。下地がフラットでローラー目が目立ちやすい場合は、2回塗りをおすすめすることもあります。
Q仕上がり感は?
Aセラミック成分を多く含むため、上品なマット質感に仕上がり、高級感と長期的な美観を保てます。
Q工期は短くなりますか?
A一回塗りで済む場合、従来の3回塗り工法に比べて工期を短縮でき、足場期間も短くなるため生活への負担が軽減されます。
Qシーリングの上にも塗れますか?
A従来の高耐久塗料は硬化して割れやすいことがありますが、アミコートは柔軟性と補強性を兼ね備えており、シーリング部分までしっかり保護できます。
Qシーリングを守るメリットは何ですか?
Aシーリングは建物の防水性を守る重要な部分です。ここを保護することで雨水の侵入や外壁の劣化を防ぎ、建物全体の寿命を延ばせます。
Q夏の暑さにも効果がありますか?
A遮熱と断熱のダブル効果で、夏場の室内温度上昇を抑えます。エアコン使用を減らし、光熱費の削減や快適な住環境づくりに役立ちます。
Q子供やペットがいても大丈夫ですか?
A水性塗料のため臭気が少なく、施工中も施工後も安心です。環境負荷も小さく、エコな塗料です。
Q将来の補修費用はどうなりますか?
A耐久性が高いため、塗り替えサイクルを延ばすことができ、長期的にはメンテナンスコスト削減につながります。